ショッピングモールで太陽光発電の勧誘を受けました。業者さんから正式な見積をもらいました。設置を検討するにあたって気になること、メリット・デメリット、売電価格や費用に関しての情報をまとめています。メリット・デメリットを考量して設置した方がいいかどうかを検討します。

太陽光発電システムのメリット

太陽光発電システムのメリットには

  • 経済メリット
  • 地球環境への貢献
  • 災害時での電力自給

などがあります。

メリット①経済メリット

設置を検討している一番の理由が経済メリットです。

経済メリットとは設置することによって、我が家のキャッシュフローがよくなるのかどうか、がポイントです。

 

経済メリットを考えるには

  • 太陽光発電システム導入することで軽減される光熱費
  • 売電によって得られる収益
  • 太陽光発電システム導入の費用

の三点を考える必要があります

太陽光発電システム導入することで軽減される光熱費

業者さん曰く

我が家のこれまでの光熱費は、電気ガス合わせて月平均2万円超。

これがオール電化に代わることによって(引越し先がオール電化でした)約12000円に軽減される見込み。

 

オール電化というだけで月8000円、年間10万円近く光熱費が軽減されるといいます。

軽減される理由は関西電力のオール電化用プラン「はぴeタイム」のおかげです。

 

 

で、この光熱費推定12000円のうち昼間に使っている電気代が統計的に約20%

なので12000円x20%=2400円(約64Kwh)が昼間に使う電気代と見込まれます。

 

そして、この2400円が太陽光発電によって賄われるので、電気代がかからなくなります。

すると使用する電気代は12000円ー2400円=9600円

9600円分の電気を関西電力から購入する見込みになります。

 

太陽光発電システムを設置することによって軽減される光熱費は

2400円

となりました。

売電によって得られる収益

これも業者さん曰くですが

売電価格28円/kwh

 

今回見積していただいたのは「三菱」とドイツのメーカー「ハンファQセルズ」の二社です。

三菱は日本のメーカーなので馴染みがありますが、Qセルズは初めて耳にするメーカーでした。

 

この二社のうち、条件が良かったのがQセルズでした。

発電効率がよく、なおかつ設置費用が安かったからです。

なのでQセルズのデータをもとに試算していきます。

 

Qセルズの発電量が年間合計10,289Kwh

ここから昼間に使用する電気量を引きます。

10,289Kwh-(64Kwh/月x12ヵ月)=9,521Kwh

 

これに売電価格を掛けると販売金額が計算できます。

9,521Kwhx28円/Khw=266,588円

 

よって太陽光発電システム導入することによって

一か月間で22,215円の収入が発生することになります。

太陽光発電システム導入の費用

今回業者さんから提出された見積では

設置費用は260万円くらいでした。

 

業者さんの推奨する金融機関から15年固定金利で毎月の返済額が

月々16,645円

 

経済メリットのまとめ

設置しない場合の光熱費

12,000円

 

設置した場合の収支

光熱費9,600円ー収益22,215円+返済金16,645円

4,030円

 

となります。

その差額は7,970円/月

 

太陽光発電システムを設置することによって

年間95,640円の出費を抑えることができます。

メリット②地球環境への貢献

太陽光発電システムは、ソーラーパネルの製造時は別として、利用にあたっては温室効果ガスとなる二酸化炭素の排出がありません。

地球環境保全のために現在世界中で注目されている発電方法であり、家庭でもその一翼を担えることは意義のあることです。

メリット③災害時での電力自給

日本は台風や地震など災害の多い土地柄です。

災害時には停電が起こることもしばしばあります。

 

もしも停電が起こった時、太陽光発電があれば少なくとも日中は電気の心配がいらなくなります。

災害の多い日本では電力自給はとても重要なことですね。

 

夜間も電気を必要としたい場合は蓄電池の導入が必要でしょうが、

この場合売電ができなくなるので今回は見送ります。

太陽光発電システムのデメリット

次に太陽光発電システムを導入することによるデメリットを考えます。

 

デメリットとして考えられるのは

  • ローン返済中の故障
  • 売電単価の変更
  • 発電量の低下
  • 建物の構造

の4つがあります。

デメリット①ローン返済中の故障

ローンの返済前に太陽光発電システムが故障してしまい、売電が出来ずローンの支払いのみ残ってしまう

というのが最悪です。

 

一般的に太陽光発電システムの寿命は10年くらいと言われていましたが

これは間違いのようです。

 

5~6年前は太陽光発電システムの保証期間が10年間だったので、寿命も10年とかんちがいされていたようです。

お恥ずかしながら私も太陽光発電システムは10年から15年くらいでパワコンを取り換える必要があると思っていました。

 

ですが、現在太陽光発電システムの寿命は40~50年くらいはもつと言われています。

さらに太陽光発電システムの保証期間が25年に延びているので問題ないようです。

 

保証の対象となるのは、通常使用での故障の他

風災、火災、落雷にも対応できるそうです。

 

なので、台風で何か飛んできて、ソーラーパネルが破損したといった場合も保証の対象となります。

 

反対に保証の対象とならないのは

津波、噴火、地震の3つです。

これはリスクとして許容するしかなさそうですね。

デメリット②売電単価の変更

単価は売電の制度が始まった当初は40円超でしたが、現在は30円を割っています。

しかし当初よりもだいぶ設置費用が安くなってきているので収支があう、というのが現状です。

 

平成29年度の売電単価は家庭用の10Kwhの場合で1Kwh28円。

設置年度が遅れれば遅れるほど、売電単価が下がっていきます。

調達期間が10年となっているので、借入金の返済期間も10年間にした方が安心ですね。

それ以降も買い取ってくれるかどうかは、その時にならないとわかりませんがたぶん単価はともかくとして買取はしてくれると思います。

デメリット③発電量の低下

設備としての発電量はメーカーが25年保証してくれるので、特に問題はありません。

しかし機器の性能が良くても発電量が賄えない場合があります。

天候不良

長雨が続くなど、日照時間が少ないと当然ながら発電量が低下します。

これはさすがにメーカーの保証の対象外になります。

天候に関してはリスクとして許容するしかありません。

近隣に高い建物が建つ

我が家の東面には畑があり、太陽光を阻むものはありません。

しかし、畑が売却され高層マンションが建築されるとなった場合は話が変ってきます。

 

この場合は

①マンションの建築に反対する

②建設会社やデベロッパーに損害請求をする

という二つの対応が考えられます。

 

業者さんにこの話をしたところ、以前建設会社に損害賠償請求をして、設置費用を賠償させたという事例があるそうです。

高層マンション建設後に見込まれる売電利益の請求はできなさそうですが、少なくとも借入金の返済は出来そうです。

デメリット④建物の構造

そもそも太陽光発電システムが、今の建物に設置できるかどうか?という問題があります。

メーカーも25年間保証するにあたっては、土台がしっかりしたところでないと保証しないのです。

 

設置に当たってはメーカーの協力企業が現地調査を行い、この建物の屋根に太陽光発電システムを25年間乗っけて大丈夫かどうかの判定を行います。

これが結構厳しく、見積を持ってきてくれた業者さん曰く

「10世帯調査したら、4世帯は建物の構造上アウト判定がでている」そうです。

太陽光発電システムを設置したくても40%の確率で設置できない可能性があります。

まとめ

長くなったのでまとめます。

 

太陽光発電システムのメリットには

  • 経済メリット
  • 地球環境への貢献
  • 災害時での電力自給

 

デメリットは

  • ローン返済中の故障
  • 売電単価の変更
  • 発電量の低下
  • 建物の構造

 

メリットの享受とデメリットの許容を考えると、我が家においては経済メリットが大きいので導入の方向で話を勧めます。

 

条件は全額借入を起こせるということ。

設置に当たっては手持ち資金が減らないようにしていくことにします。

 

ちなみに太陽光発電システムのローンは通りやすいそうです。

 

太陽光発電システムの設置を国が後押ししていることもあり源泉徴収の提出は不要

本人確認も携帯電話に金融機関から連絡があるだけです。

 

住宅ローンがあることが前提なので、他の借入残高が調べられることはないそうです。