「ラーメン大好き小泉さん」でドラマ初主演を果たし、
女優歴7年を数える中田青渚さん。
若干23歳の中田青渚さんの演技が上手いという評価が殊更目立ちます。
では、中田青渚さんの演技はどれだけ上手いのでしょうか。
中田青渚さんと演じた役について考えてみることにします。
中田青渚さんの演技が上手いと分かる作品
では、中田青渚さんの演技が上手いと分かる作品と役柄の解説をしていきます。
中田青渚さんの演技が上手い代表例を6作品挙げました。
それぞれの「演技が上手い」と思わせるポイントを解説します。
中田青渚さんの演技が上手いと分かる作品①見えない目撃者[映画][2019年秋公開]
中田青渚さんが演じたのはレイサという女性です。
JKリフレで働く少女。作中に登場する事件の犯人に誘拐されます。
犯人に監禁され、いつ殺されるかも分からない恐怖に怯えるさまは、
実際に生気を失っているように見え、全身からおぞましく感じている容姿が見て取れました。
女優デビューからわずか3年、10代にしてこの演技の上手さは掛け値なしで素晴らしいと言えます。
中田青渚さんの演技が上手いと分かる作品②君が世界のはじまり[映画][2020年夏公開]
主人公の友人である不良少女を演じています。
主人公と同じ人を好きになってしまったため、関係が悪化。
そして、好きになった人もまた大きな問題を抱えている。
重苦しく、社会にはじき出されたような空間で、
役の人間性が非常によく分かる演技が際立ちました。
2019年の「見えない目撃者」とはまた違いますが、
社会の輪から外れたものに巻き込まれていくという意味では同じです。
アウトローでの演技が上手いという印象が2本の映画から映る印象です。
中田青渚さんの演技が上手いと分かる作品③街の中で[映画][2021年春公開]
中田青渚さんの演技が光ったのは「関西弁で作り上げられる雰囲気」でした。
中田青渚さんは兵庫県神戸市の出身、生粋の関西人です。
なかなか、ドラマで関西弁を話す役が登場しない中、
中田青渚さんの話す関西弁と関係する人間との距離感が絶妙で、
登場キャラクターの中軸になったことで話題になりました。
生まれた場所の言葉[方言]が使われるドラマはそうそうないだけに、
中田青渚さんの演技が上手いと言わせるのに、関西弁が大きく影響しました。
中田青渚さんの演技が上手いと分かる作品④善人長屋[テレビドラマ][2022年夏クール]
中田青渚さんは相手の人間性を見破る能力を持つ女性を演じました。
長屋に住む人間立ちが巻き起こす数々の騒動を、
相手の人間性、考えを見破り解決していくさまは凛として、様になっていました。
今後、中田青渚さんは今となっては少なくなってしまいましたが、
時代劇があれば、また出てほしいと思えるほど演技が上手いと言えます。
中田青渚さんの演技が上手いと分かる作品⑤しょうもない僕らの恋愛論[テレビドラマ][2023冬クール]
中田青渚さんが演じたのは主人公を好きになった女性の娘役です。
中田青渚さんのキャラクターは、母親が好きになった男のことを知るため、
主人公に近づいていくのです。
この時の演技は、表情の変わり方が感情によって違ったことです。
笑顔ははっきりでているの対して、怒りや悲しみは控えめに出ています。
相手が特別なことから差を出しているものと思われます。
この点を演技が上手か、そうではないかは受け取る側次第です。
ただ、勘定による演技の変え方は上手いと思えました。
中田青渚さんの演技が上手いと分かる作品⑥らんまん[テレビドラマ][2023春~夏クール]
現在放送中のドラマです。
現在のシナリオでは、主人公と敵対する教授の妻を演じています。
時代背景は、明治時代に入ってそこまで時が経っていません。
当然、思想は男尊女卑です。
夫が妻の主なのです[だから主人という言い方が残っています]
その思想に基づき、夫を助け、支えています。
その際、夫に対する敬意[もしくは従属]の感情に基づき、
所作を以て、当時の妻[女性]像を作り上げています。
今では考えられない女性の隷属関係を、
表情ではなく、行動で示している。
時代背景をしっかりと理解している面が見え、
中田青渚さんの演技が上手いと言えます。
まとめ
- 中田青渚さんの演技が上手いことを説明するのに、今回は6作品を代表として取り上げた
- 中田青渚さんは、タイプが違う作品で役にピッタリとハマる演技をうち漏らすことなくしている
- 現在出演中の作品はらんまんと僕たちの校内放送でも、上手い演技を見せている
23歳、女優キャリア7年の中田青渚さん。
これまでの活躍もそうですが、ここまでの成長を考えると、
これからの活躍がなお楽しみになります。
どんなドラマに出て、何の活躍をするのでしょう。
楽しみでしかたがありません。